「通勤手当」みたいにならないの?
自宅での通信費は、プライベート用途にも使うため、位置づけが難しい。しかし「業務環境にアクセスする経費」と考えると、通勤定期券と重なる部分がある。テレワークが普及するためには、通勤手当に近い福利厚生を検討する余地があるだろう。税制面でも、通勤手当のように一定額まで非課税になれば、より定着が進むはずだ。どこかの政党が「通信費非課税」を公約に掲げたら、いまなら一定の支持が得られそうだ。
ちなみに5月に入っても、もともとの立地からか、あまりメイン回線の電波状況はよくない。弊社にも、テレビ会議システム「ZOOM(ズーム)」が導入されたが、会議の定刻直前にサブ回線へつなぎ替えるのがルーチンとなっている。度重なるチャージを防ぐため、「毎月○GB」ではなく、「1日あたり○GB」を上限とする回線を新たに契約したが、果たして通信費は下がるだろうか。