J-CASTニュースでも、テレワークの日々が続いている。筆者(副編集長・30代)は先日、「テレワークとは『戦い』である ネットニュース編集者が感じた『可能性と孤独』」と題した記事で、主に「精神面」での向き合い方について語った。おかげさまで同業者をはじめ、多くの読者から反応があった。
個人的には「新しい生活様式」をきっかけに、テレワークがより浸透し、新型コロナウイルス収束後も一般化することを願っている。そこで今回は、長期戦に向けての「環境面」について考えてみたい。
「格安SIM」なのに7000円も
テレワークが始まり、最初に立ちはだかったのが、通信環境だった。自宅には固定回線を引いていないため、仕事からプライベートの動画視聴まで、メイン回線のスマートフォンテザリングでまかなう日々。筆者が当時契約していたプランは、データ使用量が月100GB上限で、以降は最高200kbps(高速チャージは不可)になるものだったが、4月前半には早くも100GBを超えてしまった。
5月になるまで、新たなプランには切り替わらない。光ファイバーを入れるにも、WiMAXルーターの注文も、数週間は待たなければならない。それからというもの、画像アップロードやテレビ会議に限って、お守り代わりにしていた他社回線へつなぎ替える生活に。そちらでチャージを繰り返し、「格安SIM」のはずなのに7000円近く請求されるハメになった。