アフターコロナに浜崎あゆみ効果で、リミックスブームが再来する!?

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   エイベックスが2020年5月11日、所属歌手の浜崎あゆみさん(41)の楽曲25曲のアカペラを無料公開したことが話題になっている。

   今回の措置は新型コロナウイルスの流行が続く中、クリエイターへの支援策として提示するものの1つだ。

  • 浜崎あゆみさんのYouTube公式アカウントから
    浜崎あゆみさんのYouTube公式アカウントから
  • 浜崎あゆみさんのYouTube公式アカウントから

早くも作品投稿が続々と

   その理念について、「当社は、才能のサポートを目的とした支援を通じて、アフターコロナにおけるエンタテインメントのさらなる発展を目指します」と自社サイトで説明。また、今回の措置は第1弾であり、最終的には浜崎さんの楽曲のうち、100曲のアカペラが無料公開されるほか、優秀作品は浜崎さんの公式YouTubeチャンネルのプレイリストに掲載されるという。

   また、浜崎さんの公式サイトではアカペラの音源について、「YouTubeとオフィシャルHPにて無料公開し、自己流アレンジを大募集します!」「ハッシュタグ「#ayumix2020」を付けて、ayuの声を自由に使って(中略)、YouTubeやSNSに投稿して下さい!」との説明がなされている。

   今回の措置を受け、ネット上には早速、アカペラの音源を使ってリミックスを作ってみたとする声が続々。あるツイッターアカウントは、「なんて刺激的な企画なの というわけでサクっとBLUE BIRDの現代風リミックス的なの作ってみました!」としつつ、ハッシュタグと共にリミックス作品を公開。

   別のアカウントは、「あゆがいなかったら自分は自分で作詞や作曲をしていなかったな」と、自らの創作活動を振り返っているほか、さらに別のアカウントは、「早速一曲作ってみました ツイッターは途中までしか入らないのでフルはインスタに!」と、ツイッターだけでなくインスタグラムへのアップも報告している。

   これら、創作意欲を刺激されたクリエイターたちが次々と作品をアップしているが、浜崎さんと「リミックス」というジャンルは実に親和性が高いのも事実。というのも、浜崎さんはこれまでに、自身のシングルである「kanariya」などのアカペラ音源を公開し、それをもとに作られた一般公募のリミックス作品も合わせて収録したリミックスアルバム「ayu-mi-x 2」(バージョンは4つあり)を発売するなど、一般公募のリミックスに深い理解を示してきたのだ。

以前にもリミックス盤を多数発売

   これに加え、浜崎さんはリミックスアルバムの多さでも知られている。2000年3月に発売された「ayu-mi-x 2」の1年前となる1999年3月に自身初のリミックスアルバムとなる「ayu-mi-x」を発売すると、「ayu-mi-x 2」発売の1カ月前となる2000年2月には、「SUPER EUROBEAT presents ayu-ro mix」をリリースし、ユーロビートブームをけん引。さらには、2001年2月には「ayu-mi-x 3」を、同年9月27日には「SUPER EUROBEAT presents ayu-ro mix 2」を発売。加え、同日には「Cyber TRANCE presents ayu trance」も併せて発売し、「あゆトランス」なる言葉を定着させるに至ったのだ。

   これら、浜崎さんとリミックスの親和性の高さはこれまでの展開を見ても明らかであり、今回のアカペラ音源の無料公開によって新たなリミックスブームが巻き起こる可能性は、決して否定できないのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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