高校生から悲鳴続々 学習アプリClassi「つながらない」ツイート相次ぐ

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臨時休校によるアクセス集中でシステムが不安定に

   Classi公式サイトでのお知らせなどによると、臨時休校をきっかけとしたアクセスの集中でシステムが不安定になっており、4月上旬から断続的に8~12時ごろに接続しづらい状況が発生しているという。

   4月13日には、外部からの不正アクセスが5日にあって一時サービスを停止したと発表があり、高校生ら約122万人分のIDや教員が記入した自己紹介文約2000件が閲覧された可能性があるとされた。ただ、つながりにくい問題は、不正アクセスによるものではないとしている。

   使いづらい状態が長期化しているためか、iPhone用の生徒用アプリでは、高校生らから厳しいレビューが続々寄せられている。「このアプリを利用する利点が少ない」などとやや荒れ模様で、5段階評価のうち1.3に留まっており、ツイッターなどで話題になっていた。

   東京都立高校で、Classiを使うところが多く、ある進学校ではアクセス集中で多くの生徒が苦しんでいるとして、使用を止めるよう訴えるネット署名活動も始まった。都教委の教育政策課は5月11日、「課題を配信して回収する機能などがあって、使う高校が多いのだと思います。先週からつながりにくくなっているようですが、休校中ですので高校側からの声はまだ届いていません」とJ-CASTニュースの取材に話した。

   神奈川県の川崎市立川崎高校では、Classiの接続が困難になっていたことから、4月15日に代替ツールを検討することをサイト上で明らかにしていた。その後については、教頭がこう取材に答えた。

「家庭での料金負担があるので、不満が出ているのかもしれません。1日つながらなかったこともありましたが、GW明けは丸1日つながらないことはないようです。うちの学校では、午前中は避けたり、郵送と合わせて課題を出したりしています。模擬試験で間違えたところを解説する動画などもあり、3年前に始めて使い方に慣れていますので、今後も続けていくつもりです」
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