「中国起源説」に怒る国営新華社通信 海外報道へ「リアリティー・チェック」で反論

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3つは出典付きで反論したが...

   真っ先に「検証」の対象にしたのが、

「COVID-19は『中国ウイルス』または『武漢ウイルスだ』」

という主張(言説)だ。「リアリティー・チェック」の結果では、4つの根拠をつけて

「WHOは、病気の命名に特定の国や場所を関連付けるべきではないことを明確にしている」

と主張した。根拠の内容は、大きく(1)2012年に中東呼吸器症候群(MERS)が流行した際は、その名称が中東地域に悪影響を与えたため、WHO(世界保健機関)などがガイドラインを策定し、病気の名前に場所、人、動物、食物、文化、人口、産業、職業の名前をつけることは避けるべきだとされている(2)WHOは20年2月、新型コロナウイルスによる肺炎を「COVID-19」と命名した(3)20年4月には英ネイチャー誌がCOVID-19を武漢や中国と関連付けたとして社説で謝罪した、といったもの。その出典にあたるWHOやネイチャーの記事へのリンクも張った。

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