「支持率が落ちた原因」福山幹事長は2週間前に言及
「ひとつひとつの世論調査についてはコメントしない」とした枝野氏だが、福山哲郎幹事長は、少し違う反応を見せた。4月21日の記者会見での出来事だ。記者が
「最近各社の世論調査で、立憲民主党の支持率が、それぞれ幅はあったりするが、下落の傾向が一部に見て取れる。幹事長としては、その原因について、どう見ているか。今後、そういう状況を踏まえて、発信の強化なり、いろんな対応なり、考えていくお考えはあるか」
などと質問したのに対して、福山氏は、立憲に所属していた高井崇志衆院議員が東京・歌舞伎町の「セクシーキャバクラ(セクキャバ)」と呼ばれる風俗店に行っていた問題が支持率下落の一因だとの見方を示した。
「支持率については、あまり一喜一憂しないのがいいと私は思っているが、この局面で支持率が落ちたのは、高井議員の不祥事が原因だと考えている。本当に国民の皆さんに不快な思いをさせて申し訳ないと思っている。早く支持率が戻り、支持率がより上昇機運になるように、みんなで心を引き締めてやっていきたい」
高井氏の問題は4月14日に週刊新潮と週刊文春がウェブサイトで報じ、党は翌15日に高井氏を除籍(除名)処分にしている。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)