エアコミケからバトン...「エアコミティア」開催へ進む準備 ハッシュタグで創作つなぐ

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5月コミティア中止は苦渋の決断 参加者からは支援も

   ところで、中止になった「COMITIA132extra」出店費を振り込んだサークル申込者からは、今後のイベントの開催準備費などのために参加費の返金を求めないという声が相次いだ。

   コミティア実行委員会はこれに応え、希望者には一部返金などの対応を行っているが、支援も受け付けている。コミティア実行委員会代表の中村公彦さんは4月17日ニコニコ動画で配信された「ネット超会議特番 同人即売会代表座談会@ニコニコネット超会議2020)」内で、これには文化庁が「寄附金控除扱い」とする方向での調整に入っていると語った。中村さんは公式サイトで、

「本来ならサークル参加費の全額返金を行いたいところ、それができないことをお詫びします」

とお詫びし、

「コミティアの運営経費の構造としては、サークル参加費は収入の内訳の約半分を占め、残りがカタログ収益(一般参加者入場料)、企業出展+広告費となります。今回はこのカタログ収益及び企業出展+広告費の全てがゼロになりました」

と窮状を訴えた。座談会での中村さんの話によれば、2月のコミティアの参加者は3割減、サークルの出席率も普段より3%減っている。さらに一般参加者が参加証として購入する「ティアズマガジン」も数年ぶりに売り切れていない。今後は、クラウドファンディングの利用など、広く支援を求めることを検討していると明かした。

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