松本人志「芸人救済プラン」、台湾でも話題 「これぞ雪中送炭」国際ニュース枠で取り上げられる

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   お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんが、新型コロナウイルスの影響で生活苦に陥った芸人を救済するべく動いていると、スポーツ紙などが報じた。

   その太っ腹すぎる支援が、お隣の台湾でも大きな話題となっている。

  • 松本人志さん。反響は台湾でも
    松本人志さん。反響は台湾でも
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大盤振る舞いに感心の声が殺到

   報道を総合すると今回、松本さんが提案した救済プランは自身のポケットマネーから後輩芸人に1人上限100万円を無利子・無担保で貸し付けるというもの。返済期限は5年間で、貸付の条件は「おもろいやつ」とのことだ。面識のある後輩芸人は1000人を超えている為、松本さんは10億円程負担する計算となる。

   松本さん自身は今のところ、2020年5月4日に「善意にケチを付ける人達がいます。それは寄付や義援金をしたい人達の心を削ります。そして回り回って自分や自分の大切な人達をも救えなくなるのです。あーほー」とつぶやいた程度だが、後輩芸人たちも相次ぎ言及するなど、話題は大きく拡散した。

   今回の芸人救済報道は日本国内の各メディアで大きく取り上げられたが、これは新型コロナウイルス流行が落ち着きつつある台湾でもこぞって報道された。

   テレビ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」「ダウンタウンDX」などを通じ、台湾でも高い知名度を誇る松本さんの「大盤振る舞い」に現地のファンや芸能ライターも高い関心を寄せているのである。

「本当にすごい大先輩なんだね」

   大手メディア「三立新聞網」が運営するエンタメニュースサイト「娯楽星聞」の公式フェイスブックアカウントは4日に「『好笑的傢伙們』不能亡!(前輩太佛心了嗚嗚嗚)」(訳:おもろいやつは消えちゃ駄目!うう、先輩優しすぎます!)とコメントを投稿。その他にも国際ニュースを取り上げるメディア『轉角國際』では何故松本さんがこれ程の影響力を持っているのかが事細やかに説明され、「吉本興業」ではなく「松本興業」だと囁かれていることまで描写された。

   日本ほどではないが、台湾でも数々のコンサートやイベントが延期・または縮小となっており

   芸能界への影響が全くないとは言えない中、この様な一個人の救済措置は衝撃的だったと言える。現地のネットユーザーからは「これぞ雪中送炭(人が困ったときに必要なものを援助するという意)」「闇営業事件といい今回の救済といい、本当にすごい大先輩なんだね」「お笑い芸人を一つの産業として見てるのが偉い」など称賛の声が相次いでおり、好感度がさらにうなぎ登りとなっているようだ。

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