女性声優への、ネットを使った嫌がらせ行為が相次いでいる。声優の石川由依さんや中島由貴さんが、相次いで被害にあっていると所属事務所が明らかにしている。
「本人・家族に危害」投稿で警察に被害届
「進撃の巨人」のミカサ・アッカーマン、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のヴァイオレット・エヴァーガーデンなどを演じる声優の石川由依さんの所属事務所mitt managementは、2020年5月5日に石川さんに対し、石川さん本人や家族・事務所へ危害を加えるという投稿がなされており、警察に被害届を提出していると明らかにした。
この件に関して、「5ちゃんねる」に石川さんや関係者への脅迫や殺害予告と取れる書き込みが4月下旬になされていたとネット上では噂されており、これが関係しているとみられる。
また、同じ 5月5日に、「BanG Dream!」の今井リサなどを演じる声優の中島由貴さんについて、中島さんの所属事務所のビーフェクトがツイッターで、インスタグラムに中島さんのなりすましアカウントがあるとツイートし、中島さんも「Instagramはやっていません!」と自身のアカウントで否定した。
芸能人、特に声優に対しての脅迫的な書き込み・なりすましアカウントは後を絶たない。過去にも竹達彩奈さん、佐倉綾音さん、野沢雅子さんらがSNSのなりすましアカウントの被害にあっている。