コロナ鍋はまだネタだが、メディアも「コロナ渦」と間違える
上にも書いた通り、「~~禍」という言葉は確かに、コロナ禍以前からあった。
では、普通に、一般的に使われていたかと言うと――それはNOだろう。
証拠に、コロナ禍を「読めない」とか、「書き間違う」といった話題は、たびたび出ている。4月16日には「コロナ鍋(なべ)」という言葉がツイッターでトレンド入りして、ネットニュースにもなった。
これはまだネタだが、「プロ」のはずのメディアも混同する。たとえば、毎日新聞が5月1日付で載せた記事だ。
「新型コロナ渦で苦戦 逆境はね返す若手漁師」
「禍」じゃなくて「渦(うず)」になっちゃっている。海の話題なので、わざと引っ掛けたのかもしれないが......。この「コロナ渦」は、大手メディアのネット版記事でも時々見かける(そして静かに直っている)。