スマホ向けゲーム「Fate/Grand Order」(略称FGO)のキャラがご当地の風景に登場する新聞広告が地方紙などに次々掲載され、ツイッター上などで大きな反響を呼んでいる。
「やべぇ可愛い!!」「凄いイイ写真映えですね」「絶景とのコラボはサーヴァントが実際に訪れたみたいで感動しました!」。ツイッターでは2020年5月4日、FGOファンからのこんな歓喜の声であふれた。
キングプロテアが長野・槍ヶ岳の雲海に座って...
FGOは、ノーツが手がけるゲームブランドTYPE-MOONの「Fate」シリーズの作品だ。公式ツイッターでは3日、スタートから5周年を記念する広告企画「under the same sky」を関東地方の新聞で展開すると告知し、どんな内容になるのか注目されていた。
翌4日には、ゲームに登場するキャラのサーヴァントが各地の名所を訪れたらとの想定で、読売朝刊のほか、関東を中心とした都県の10の地方紙にそれぞれ異なるサーヴァントが描かれた。
「あぁ、まるで地上の星空のようです!」。読売の広告では、マシュ・キリエライトが東京・渋谷の展望施設「SHIBUYA SKY」からこんなセリフをつぶやきながら夜景を見下ろす姿を描いた。地方紙では、例えば、長野・信濃毎日新聞では、キングプロテアが槍ヶ岳の合間に広がる雲海に座って彼方を眺めており、埼玉新聞では、エレシュキガルが地下にある首都圏外郭放水路を優雅に探索していた。
ユニークな図柄もあり、ポール・バニヤンは、逆さ富士のスポットでスコップを持って富士山に座ろうとする姿で意表を突いた。
新聞を入手したファンからは、ツイッターなどに感激したとする様々な声が寄せられている。