「クレヨンしんちゃん」が藤原啓治さん追悼放送 視聴者「楽しい話やのに悲しくなった...」

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   アニメ「クレヨンしんちゃん」(テレビ朝日系)の「オラの父ちゃんは世界一SP」が、2020年5月2日の16時30分から放送された。

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出演作3本をピックアップ

   同スペシャルは、4月12日にがんのため55歳で亡くなった、野原ひろし役の藤原啓治さんを追悼するもの。藤原さんはひろし役を1992年4月の放送開始時から2016年8月に病気療養に入るまでの24年間にわたって務めており、スペシャルでは藤原さんが出演した作品の中から、3本をピックアップして放送した。

   1本目に放送されたのは、会社に持っていくべき書類を家に忘れたひろしのために、ひろしの妻子であるみさえとしんのすけがその書類を届けに行く「父ちゃんの会社へ行くゾ」。2本目は、ひろしがぎっくり腰を発症する「父ちゃんは日曜も大変だゾ」。3本目は、しんのすけとの留守番中にしんのすけの奇行に翻弄されるひろしを描いた「オラお寿司屋さんだゾ」だった。

「マジで藤原啓治さんを亡くしたのは痛すぎるよな」

   追悼放送を受け、ネット上には藤原さんを偲ぶ声が続々。あるツイッターアカウントは「クレヨンしんちゃん見てて改めて藤原啓治さん亡くなった事を実感。楽しい話やのに悲しくなった...」とその死を悼む思いをツイート。また、別のアカウントは、「クレヨンしんちゃん懐かしすぎて泣ける マジで藤原啓治さんを亡くしたのは痛すぎるよな」と、喪失感の大きさを実感している。

   また、この日のエンディングテーマは、藤原さんが「のはらひろし」の名義で歌った「北埼玉ブルース」。このため、「やっぱり藤原さんの声が好きだな EDの北埼玉ブルース 粋な演出 涙がでました」と、涙を誘われたとする声も上がっている。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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