一方的に延期を願うのは身勝手ではないか...
嵐の活動休止の延期もあり得る情勢だが、当の嵐ファンたちの心境も揺れている。「このまま何もイベントができずに活動休止になるのでは」という不安と、「メンバーの気持ちを大切にしたい」というもの。休止を延期してほしいという意見は必ずしも多数派とはいえない。
もともと、嵐は19年1月に休止を発表した時、17年からメンバーでじっくり話し合って(休止を)決断したと明らかにしている。特に大野智さんが「自分の嵐としての活動を一旦終え、自由に活動してみたい」と考えていたことや、「5人でなければ嵐じゃない」(二宮和也さん)、「2020年で区切りをつけるのがベストなんじゃないか」(松本潤さん)などのメンバーの声が報じられると、彼らの決断を大切にしたいという雰囲気が嵐ファンの中では優勢になっていた。
したがって、「大野くんをこれ以上拘束したくない」「一度期限を定めた5人に、先延ばしさせるのは酷」「メンバー全員が納得する道を選んでほしい」といった思いが目立つ。メンバーの意志を尊重し、一方的に延期を願うのは身勝手ではないか、との意識も熱心なファンにはある様子だ。
2020年は他にもE-girlsやAAAが解散・活動休止を発表済みだった。先行きは不透明だが、どのグループもアーティストとファンが共に納得できる選択を実現してほしいところだ。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)