ビックカメラは、短縮営業の店で感染例が
一方、ビックカメラは、緊急事態宣言を受けて、4月8日から直営店では、45店のうち10店で休業に入った。それから増えて、30日現在では、18店が休業し、残りの27店は短縮営業している。
しかし、営業継続の店では、感染者が出ており、池袋西口店で16日に社員が、有楽町店で21日に取引先スタッフがそれぞれ陽性と分かった。有楽町店では、2日休業して24日に営業再開したことに対し、ツイッター上などで疑問や批判も出ている。
都内の店で働いている社員だという女性は27日、情報提供フォームへの投稿でこう現状を明かした。
「ビックカメラは売り場、社員の休憩スペース共に窓もなく、人の数に対して狭く、お客様対応の際には1mも距離がなく、まさに三密です。さらに休業になった店舗から応援も来るので従業員の数が増え、密は増すばかりといった現状です」
そして、こう訴えている。
「現在需要が高まっているマスク、体温計、消毒液、テレワーク機材、Switchといった商品は軒並み品切れなのに、それを求めて来たお客様が何も買わずに帰る、という不要不急としか思えない方も多くいらっしゃいます。お客様のためにも、従業員のためにも、会社のイメージのためにも、一日でも早く休業にして欲しいと願うばかりです」