厚労省「土日祝日も対応しています」
厚生労働省結核感染症課の担当者は29日、J-CASTニュースの取材に行政でのPCR検査は「土日祝日も対応しています」と話した。
都では月曜日に発表される感染者数が少なくなる傾向にあり、前日の土曜・日曜の体制が関係しているのではないかという指摘があるが、
「結果としてその数字になっても、要因としては検査希望の問い合わせが減っている可能性もあります。土日はお休みになる診療所も多く、そうしたところからの紹介がなくなることになります。検査場に検体を持ち込むまでの流れが、土日はどのように組んでいるか、ということも関わります。いくつか要因は考えられますが、具体的な事情は地域によって異なります。少なくとも行政での検査自体は実施しています」
との見解を示した。
検査体制については、各地の医師会を通じて「地域外来・検査センター」を設置し、拡大を進めている。緊急事態宣言の終期はGW最終日の5月6日。行政検査はGW中も「実施する」とし、
「緊急事態宣言後も感染爆発が起きていない中、今後の感染拡大を抑えるにはGWが非常に重要だと考えています。検査体制、医療体制は、GW中も対応していただくようお願いしています」
と厚労省担当者は話している。
(J-CASTニュース編集部 青木正典)