乃木坂46「I see...」、カップリングなのに「大ヒット」の背景 注目集めた「SMAP感」と4期生の将来性

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コロナ禍でロングMVが残った「幸運」

   そんな後押しを受けて「I see...」はブレークした。MVの視聴者には従来からの乃木坂ファンだけでなく、SMAPを懐かしむジャニーズファンらも加わってコメントが投稿されている。また4期生主演の、dTVで配信中のドラマ「サムのこと」「猿に会う」の主題歌に採用されたことも影響しているだろう。

   当初、MVは「しあわせの保護色」とともにリリース日の3月25日にショートバージョンに差し替えられる予定だったが、新型コロナウイルスの影響でリリースイベント・握手会等が軒並み延期となり、ロングバージョンのまま今に至る。このため、映像の中の4期生の表情やしぐさをじっくり鑑賞できて「4期生を推したくなった」「まいやん(白石麻衣さん)が卒業しても乃木坂の未来は明るい」「このままで、ショートバージョンにしないで」という感想も現れ、音楽番組やライブで見てみたいという声も。

   新型コロナの影響で明るい話題が少なく、先行きが見通せないアイドル音楽のジャンルだが、意外な形でライト層にもブレークした「I see...」は、リスナーと乃木坂46・4期生の将来をポジティブに照らしているかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)

   (4/29追記 読者からの指摘を受け、記事を一部修正しました)

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