「客のほとんどが物色するだけで、自粛とは何か問いたくなる」
この女性は、店員らが毎日200人近い接客をし、更衣室での採寸について客に丁重に断った同僚が店長に叱責されるのを見たとしている。従業員の精神状態も限界に近づいているとして、「会社は、このゴールデンウィークだけの休業も応じてくれません。しかし、本社は私達には公表せず、自分達だけ5割が休んでいます」と不満をぶつけている。本社が出勤率5割減にしているとの投稿は、ほかのユーザーからも寄せられた。
また、パートをしているという愛知県内の女性は、感染対策の不十分さを訴えた。
「今現在、しまむらで行われているコロナウイルス対策は大変に杜撰です。お客様の使うカートやカゴは素手では触れないくらい強力な洗剤を何倍にも水で希釈した消毒液とは言えないもので拭くだけですし、レジ待ちでの前の方との距離を保ってくださいという趣旨の放送もつい先日入るようになったばっかりです」
地方は東京ほど緊急事態宣言に対する危機感がないといい、現状をこう明かした。
「今来るお客様のほとんどが俗に生活必需品と言われる肌着や寝具などではなく春物や夏物の服を物色しています。マスクをしてこない方、老人、一家...自粛ってなんだろうと何回も問いたくなる感じです。今本当にお客様の為になるのは営業をせず、感染リスクを減らすことだと思います」
しまむらでも、従業員に感染者が出ている。公式サイトのお知らせによると、千葉県流山市内の江戸川台店で、4月7日に1人の感染が分かり、その前の4日から一時休業した。