しまむら店員からSOS相次ぐ 「感染対策」求める声、運営企業の見解は

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   大手衣料品チェーン「ファッションセンターしまむら」の店員だとする人々から、感染が怖いので会社は店を休業してほしいなどと、ツイッター上やJ-CASTニュースの情報提供フォームに多数の声が寄せられている。

   しまむら側は、感染防止対策を強化していると説明している。なぜこんな騒ぎになっているのだろうか。

  • 感染防止対策を公式サイトのトップで告知
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外出自粛などの影響で、売り上げは昨年より3割減というが...

「外出自粛などの影響で客数は減っており、既存店の4月度の売り上げは、昨年より30%ほど減っています。店内や通路は広く、人の密度も減っており、集中して混み合っているということはないです」

   店内の状況について、しまむらの企画室は2020年4月27日、J-CASTニュースの取材にこう説明した。

   同社は近年、激しい競争の中で苦戦が続いていると報じられ、業績立て直しのため、2月21日付で社長も交代した。今後は、赤字が多い店舗を徐々に減らすとも報じられている。

   そして、新型コロナウイルスの感染拡大で、4月27日現在でショッピングモールなどに入居する70店が休業し、1000店以上の路面店では、全店で短縮営業に踏み切った。その影響も、売り上げなどに出ているという。

   そんな厳しい環境の中にあって、SOSを寄せた店員らからは、客が相次いで店を訪れ、感染が広がるのが不安だとする声が次々に寄せられている。

   社員として働いているという広島県内の女性は26日、こう訴えた。

「マスクもせず、咳やくしゃみをした手であちこち触りまくるお客様、近距離で接客させられ、お札を舐めて渡され、首回りを計れと言われても断ってはいけない、こんな環境で毎日毎日感染の恐怖に怯えながら働いています」
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