あゆドラマは「原作とは別物」 これまでの「オリジナル部分」を振り返る

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   歌手の浜崎あゆみさん(41)の自伝的小説を実写化ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)の第2回が、2020年4月25日に放送された。

   ドラマでは福岡県から上京してスターを目指すアユ役を歌手の安斉かれんさん(20)、アユを発掘してスターに押し上げるプロデューサー・MAXマサ役を俳優の三浦翔平さん(31)がそれぞれ務める。第2回となる25日の放送では、アユが武者修行として米・ニューヨークでボイストレーニングを受ける様子などが描かれたが、視聴者の注目度がMAXになったのは、アユの帰国後に行われた「強化合宿」の様子だった。

  • ドラマの原作小説「M 愛すべき人がいて」(幻冬舎)
    ドラマの原作小説「M 愛すべき人がいて」(幻冬舎)
  • ドラマの原作小説「M 愛すべき人がいて」(幻冬舎)

「事実と違う部分も多いのは承知だけど」

   帰国後ほどなくして、アユは「a victory」が進めるアイドルグループの候補生10人が集まる合宿への合流を命じられる。合宿の最後、アユら11人に課せられたのは重いリュックを背負った上での長距離走。ただし、用意された11個のリュックの中の重り(水入りペットボトル)の個数はそれぞれ違い、極端に軽いものもあれば、その真逆のものも。それらをくじ引きで引き当てたものを背負ってゴールを目指すのだが、アユが引いたのは最も重いリュックだった。

   加え、アユは前日に合宿所の風呂場で転倒し、右肩を脱臼。右腕を三角巾に包んだ上でリュックを背負って走らなければならないという、この上なく不利な状況に。しかも、11人中5位以上に入らなければアユのデビューは取り消されるという絶体絶命の状況となったのだ。

   しかし、長距離走の序盤こそ最下位だったアユはコース途上で崖の上から励ましの叫び声を浴びせるマサの姿を見たことで「覚醒」し、候補生9人をごぼう抜き。残る1人もゴール直前で抜き去り、文句なしの1位でゴールしたのだった。

   文字通り、超人的な活躍を見せたアユに対してネット上ではツイッター上を中心に、「ドラマ見ちゃったぜ....」といった声が続々と上がる事態に。ただ。その一方で、「エンターテイメントだから当然事実と違う部分も多いのは承知だけど」といった指摘も出る事態となっている。

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