アイドルグループの嵐は2020年4月25日、公式YouTubeでメンバー5人が参加する「リモート紙芝居」の様子を公開した。
ツイッターでは、25日朝から嵐のファンクラブ会員に向けて「嵐公式YouTubeで11時からリモート紙芝居を配信する」という旨のメールが来ていたと話題になり、開始前から「リモート紙芝居って何!?」といった声が多く寄せられていた。
「3歳の娘が真剣に見入っていました」
事前予告されていた11時頃、「嵐 紙芝居 『三びきのこぶた』」というタイトルの動画がアップされた。メンバーはそれぞれ別室にいる様子で、松本潤さん、相葉雅紀さん、二宮和也さんはコード付きのイヤホンをしているのが見て取れる。動画内の説明によると、5人はグループ通話で紙芝居を行ったという。
櫻井翔さんは紙芝居を始める前にリモート紙芝居の実施理由について、
「おうちにずっといる僕たち、私たちに聞いてもらいたいというのと、お父さんお母さんもお子さんがいて料理や仕事の時間が取れないかもしれないので、子供たちがそれを聞いている間にお父さんお母さんに時間ができれば」
と語っている。紙芝居の絵に加え、メンバーの表情が見えるという理由もあってリモート紙芝居を選択したという。
作品は紙芝居セット「世界の名作 第1集」(童心社)より「三びきのこぶた」(童心社)。櫻井さんが紙芝居の絵を持ち、進行とナレーションを担当した。残りの配役はあみだくじで決定し、二宮さんが大ぶた、大野智さんが中ぶた、相葉さんがちいぶた、松本さんがおおかみとお母さんを演じた。
紙芝居は練習なしの1発勝負。結果的に松本さんのセリフが多くを占める形となったが、メンバーそれぞれ役に応じて声色を変えるなどして熱演した。セリフの途中で他のメンバーが笑い出す場面もあり、終始和やかな雰囲気だ。動画の最後には櫻井さんが次回予告をし、同世界の名作シリーズの「そんごくうだいかつやく」が配信されることがわかった。
再生回数は動画公開からおよそ15分で10万回を超えた。動画のコメント欄には、
「3歳の娘が真剣に見入っていました。狼さん怖い~って怖がりながらも楽しんでいました(笑)」
「子供と一緒に見ていると、大人の人が声を変えて読んでいたのが面白かったらしく、めちゃめちゃ笑っていました!」
「家事をしようと思った私まで見てしまいました笑笑」
といった声が寄せられている。