「ニトリ...必要至急な買い物ではないと思います」
ところが、客数が増えたことを反映して、ツイッターなどでは、店員らから感染の危険性を訴える声が相次いでいる。ニトリの店でも感染者が出た、全店長が休業を求めている、ニトリモールでは専門店が休業したいと言っても拒否した、といった根拠不明のうわさも流れているほどだ。
J-CASTニュースが情報提供を求めてサイト上に設けたフォームにも、4月18日ごろから、ニトリの店員だとする人から同様な声が次々に寄せられた。
「テレワークの為にデスク・チェアが売れ、家にいる時間が多くなり家の整理をしてるのか収納用品を大量に買い、家で過ごす時のSNS映えのせいか食器が売れ、子供部屋作っちゃおーとかそんな感じのお客様たち...」
アルバイトをしているという神奈川県内の女性は、店内の状況をこう描写し、緊急事態宣言のときから「来客数が半端ない」と明かす。家族連れで来て、子供たちがベッドで飛び跳ねていることもあり、感染が広がる恐れがあるとして、「ニトリ...必要至急な買い物ではないと思います」と休業を求めている。この女性は、宣言が出て以来、休職しているという。
また、ニトリでアルバイトをしているという東京都内の女性も、「開いている店に客が押し寄せ毎日大変な混雑です」と明かす。
「マスク無着用、家族連れ、デート...入店制限もかけない店内は過密し、レジ待ちの列から声を荒らげる方、在庫不足でスタッフを怒鳴りつける方、不要不急の商品の詳細を尋ねてこられる方...少ない人員で働く従業員はボロボロです」
18日の土曜日は、「大混雑する年末と同等数」だったそうだ。この女性は、客が感染しないよう、せめて土日は休業することを会社に訴えたというが、実現していないという。