対策本部長も言及
この報告を受け、対策本部長を務める陳時中氏は2020年4月23日の記者会見で「断片的だが、日本にMade in Taiwanと書かれたサージカルマスクが流通していることは把握している。現在台湾は困っている国々に寄付を行っているが、販売しているという事実は決して無い」「人助けはするが商売はしない」と発言。日本市場に出回っているMade in Taiwanマスクは全て偽物だと見なしてほしい、と話している。
また、これらのマスクは本体にこそ「Made in Taiwan」の刻印があるが、証明書には中国・深セン製造と記入しているものが多数確認されていると告げた。
何はともあれ、現在日本でMade in Taiwanマスクが手に入るのは医療機関のみ。安心し、購入してしまわないよう気を付けて欲しい。
(フリーライター 室園亜子)