声優の谷山紀章さんは2020年4月24日にツイッターを更新し、前日に「ブカンカゼちょろいって思ってる」とツイートしたことに対し「心よりごめんなさい」と謝罪した。
多くの批判の声が集まった当該ツイートはその後削除されていた。
中国語でもリプライが
谷山さんは4月23日に、
「俺正直ブカンカゼちょろいって思ってるけどね」
とツイートした。
「ブカンカゼ(武漢風邪)」というフレーズはネット上などで、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID-19)を指す言葉として、主に中国を非難する文脈で用いられることが多い。
このツイートには「無責任なことを言わないで」「何につけても、差別の理由にはなりません」など批判の声が集まり、中国語でも多くのリプライが寄せられていた。
ツイートはその後削除され、24日の16時40分頃の投稿で、
「昨日Twitter上で不適切な投稿をしてしまった事を謝罪致します。関係者、ファンの皆様、投稿をご覧になった方々へご迷惑をお掛けし、不快な思いをさせてしまった自身の至らなさを痛感しております」
と謝罪した。
自身の投稿については「余りに無配慮で無知」「己の無恥を猛省する所存です」だったとし、
「心よりごめんなさい」
と重ねて謝意を示した。
なお、当該ツイートの2時間ほど前に投稿された「いやあなんにせよ死にたくないね。死場所は選ばせろい」というツイートは24日17時時点で削除されていない。