「怪しいZoom」に注意 詐欺被害のおそれ...検索サイトでも「非正規版」上位に

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   独立行政法人「情報処理推進機構」(IPA)は2020年4月23日、ビデオ会議サービス「Zoom」の非正規版が流通しているとして、注意を呼びかけた。

   テレワークによりZoomの利用者が増加しているだけに、気をつけたい。

  • Zoom公式サイトより
    Zoom公式サイトより
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「サポート料金を請求された」

   IPAは23日、ツイッターで「怪しいZoomに注意」と警告した。

「検索でヒットしたサイトからパソコンにZoomをインストールして起動したらセキュリティ警告が表示され、表示先の電話番号に電話をしたらサポート料金を請求された」

といった相談が複数寄せられているといい、IPAは「正しいZoomではなかったのが原因で偽の警告が出た」と推測。そのため、Zoomの利用には正規サイト(日本版はhttps://zoom.us/jp-jp/meetings.html)からダウンロードするよう促している。

   なお、検索サイト「Bing」で「Zoom ダウンロード」と検索すると、正規サイトよりも非正規サイトが検索結果の上位に表示されている(24日12時30分現在)。グーグル、ヤフーでは正規サイトが一番上に表示された。

   IPAは、仮に非正規版をダウンロードしてセキュリティ警告が出た場合、「画面を閉じるだけで問題は解消されます。画面が消せない場合は、ブラウザを強制終了するか、パソコンを再起動してください」とする。

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