2020年4月22日に「NEWSポストセブン」、及び23日発売の「女性セブン」(5月7日・14日号)で報じられたNHKの桑子真帆アナウンサー(32)と俳優の小澤征悦さん(45)の熱愛報道が話題だ。
これらの記事では、2人は19年から交際を始め、20年4月中旬には小澤さんの自宅で「お泊りデート」をしたと報じられている。なお、小澤さんと言えば15年に滝川クリステルアナウンサーと5年間の交際ののちに破局したとの報道があったことでも知られる「女子アナキラー」だ。記事には2人が並んで歩く様子を写した写真が掲載されているが、写真の中で桑子アナはサングラスで目元を隠す一方、鼻と口にはマスクをしておらず「ノーガード状態」だが、ネット上ではツイッター上を中心に、桑子アナがマスクをしていないことに驚きが広がっている。
というのも、桑子アナは出演番組「おはよう日本」で新型コロナウイルスの流行を防ぐべくマスクの着用をたびたび呼び掛けていた。にもかかわらず、本人がマスクをしていなかったため、「視聴者に指示してた割には自分はマスクしてない」といった、桑子アナへの驚きを隠せないとする声が目立つのだ。
「自覚が足りなさすぎませんか」
通常であれば、独身者同士の微笑ましい熱愛報道となったはずの2人の記事。ところが、今回の報道に関しては、前述のような桑子アナに対して自覚が足りないとして残念がる声は多い。
ただ、これに加え、別の意味でも自覚が足りないとする声も目立つ。それは、桑子アナの熱愛報道が、番組間の異動の直後にあったことだ。桑子アナは3月まで「ニュース9」に出演していたが、4月からは、それまで「おはよう日本」に出演していた和久田麻由子アナウンサー(31)と入れ替わる形で同番組への出演を開始しているが、その移籍から1カ月と経たぬうちの熱愛報道に対しては、「桑子アナ、恋愛は自由だけど、新年度から朝のニュース番組を任されているという自覚が足りなさすぎませんか」といった視聴者からの苦言が上がっている。
「都落ち」に見える視聴者も
これら、移籍直後に恋愛報道が出るのは自覚が足りないとする視聴者の脳裏にあると考えられるのは、「桑子アナが格下げされたのに遊び惚けているように見える」との思いであるとみられる。というのも、「ニュース7」と「ニュース9」は、その放送時間が共に「ゴールデンタイム」(19時から21時台終了まで)の3時間に収まるのに対し、おはよう日本は、それをかすりもしない朝のニュース番組。NHKの内部での扱いはどうなっているかはもちろん不明だが、視聴者からすればゴールデンタイムに放送されない番組に異動するのは、やはり、「都落ち」に見えてしまうのは無理もない。
しかも、桑子アナといえば、2018年のNHK紅白歌合戦では内村光良さんと共に総合司会を務めたものの、2019年の紅白ではその座を和久田アナに奪われており(内村さんは2019年も総合司会として出演)、おせっかいな話とはいえ、視聴者からすると、NHKのエースアナウンサーの座が桑子アナから和久田アナに移っていくように見えてしまっているのだ。このため、今回の熱愛報道については前述の声の他にも、「自覚ないから飛ばされたんやろうが」と、やはり、「格下げ」感は否めないとする声も上がっている。
「つかそろそろフリーかタレントなれよ」
ただ、桑子アナのファンの中からは、「おはよう日本」への異動を、変化のきっかけとすべきとの声も上がっている。というのも、桑子アナといえば以前からたびたびその酒豪ぶりが報じられるなどしており、そもそも、「朝のニュース番組」は本人の生活スタイルに合わないとする声が上がっていたほか、15年4月から1年間担当した「ブラタモリ」での活躍ぶりから「報道よりもバラエティー向き」「そもそもNHKらしくない」といった、フリーランスの方が活躍できそうな要素があると視聴者から指摘されてきたアナウンサーである。
このため、今回の熱愛報道を受け、「つかそろそろフリーかタレントなれよ」との声が上がっているほどで、桑子ファンの中にはフリー化を望む層は確実に存在する。仮にこれらの声を桑子アナ本人が察知しているとしたら......今回の熱愛報道は本人にとってフリー化の布石とできる、実にタイムリーなものだったということになるかもしれない。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)