「都落ち」に見える視聴者も
これら、移籍直後に恋愛報道が出るのは自覚が足りないとする視聴者の脳裏にあると考えられるのは、「桑子アナが格下げされたのに遊び惚けているように見える」との思いであるとみられる。というのも、「ニュース7」と「ニュース9」は、その放送時間が共に「ゴールデンタイム」(19時から21時台終了まで)の3時間に収まるのに対し、おはよう日本は、それをかすりもしない朝のニュース番組。NHKの内部での扱いはどうなっているかはもちろん不明だが、視聴者からすればゴールデンタイムに放送されない番組に異動するのは、やはり、「都落ち」に見えてしまうのは無理もない。
しかも、桑子アナといえば、2018年のNHK紅白歌合戦では内村光良さんと共に総合司会を務めたものの、2019年の紅白ではその座を和久田アナに奪われており(内村さんは2019年も総合司会として出演)、おせっかいな話とはいえ、視聴者からすると、NHKのエースアナウンサーの座が桑子アナから和久田アナに移っていくように見えてしまっているのだ。このため、今回の熱愛報道については前述の声の他にも、「自覚ないから飛ばされたんやろうが」と、やはり、「格下げ」感は否めないとする声も上がっている。