LINEが運営するポータルサイト「livedoor(ライブドア)」の検索サービスが、2020年5月18日で終了することがわかった。
同社は終了の理由を「よりユーザー支持の高いニュースサービスやブログサービスに資源を集中していくため」と説明している。
LINE広報「資源を集中していくため」
livedoorはインターネット勃興期の2003年に開設し、検索や掲示板、ホームページ作成、ブログ、ニュースなど幅広いサービスで利用者を獲得。媒体資料によれば、20年1月の訪問者数は6000万人だった。
検索サービスをめぐっては、日本ではグーグルとヤフーが2強といえる。そのヤフーを傘下に持つZホールディングスとLINEは年内の経営統合を予定しており、重複するサービスの行方が注目されていた。
LINE広報は4月22日、J-CASTニュースの取材に、検索サービス終了の理由を「livedoorでは、これまでPCのみ検索サービスを展開しておりましたが、ユーザーの利用動向を踏まえ、よりユーザー支持の高いニュースサービスやブログサービスに資源を集中していくため、検索サービスの終了を判断いたしました」と説明した。