東京都は、ユーチューバーが出演する動画を用いた外出自粛などの呼びかけを2020年4月19日から行なっている。
「ユーチューバーに呼びかけられると考えさせられる」
「YouTubeクリエイターからのメッセージ」と銘打たれた動画では、ヒカキンさん、ゆきりぬさん、はじめしゃちょーさん、そして大松絵美(エミリン)さんが、「いま、私たちにできること」として「Stay Home」(外出自粛)や「3つの密を避ける」、「ソーシャルディスタンス」などを呼びかている。
都の広報担当によると、動画はCMとして19日から地上波の各局で関東圏にてオンエアされ、20日にはユーチューブ、ツイッター、ショートビデオアプリ「TikTok(ティックトック)」で公開されている。若者の目を引くため、若年層に知名度のあるユーチューバーの出演を考え、ユーチューバーが所属する企画会社などとの話し合いを経てこの4人に決まったという。
ティックトックでは「公開後半日で再生回数が100万回を超えた」といい、「コメント欄では『ユーチューバーに呼びかけられると考えさせられる』など、おおむねポジティブな反応が多い」とした。ユーチューバーを使った注意喚起により「より多くの方々へお届けができたと考えている」とコメントしている。