オムロン(京都市下京区)の元社長で名誉顧問の立石義雄さんが2020年4月21日、新型コロナウイルス感染症のため京都市内の病院で亡くなった。80歳。
立石さんは、1963年に立石電機株式会社(現オムロン株式会社)に入社、1987年代表取締役社長に就任した。2003年には代表取締役会長に就任し、2019年から名誉顧問を務めていた。
オムロンは発表内で「ご遺族の強いご意向により、新型コロナウイルス感染拡大防止を踏まえ、人の移動と接触を伴う御弔問はもとより、御香典、御供物、御供花、御弔電は、固くご辞退させていただきます。誠に勝手ではございますが、何卒、ご理解のほど、よろしくお願い申しあげます。」と、通夜と葬儀は近親者で執り行うと発表した。喪主は、長男である立石郁雄さんが務める。