シャープは個人に向けてマスクの販売を2020年4月21日に開始する。
「決してぼったくるための値段ではない」
10時からシャープのECサイトで販売する。三重県多気工場で製造した50枚入りの不織布マスクで価格は2980円(税別)、送料は別に660円(税込)。支払方法はクレジットカードのみ。購入には無料の会員登録が必要となる。また、1人1箱までと数量制限があり、「現時点では、購入日含め3日間は再購入をお断り」するという。また、5月10日までは毎日10時ごろ在庫を補充する。
「PM2.5や花粉の侵入を防ぐ『99%カットフィルター』を採用」し、「ウィルス飛沫や微粒子も99%カット」するという。政府の要請に応じて2月28日に生産を決定し、3月24日に開始していた。また、31日には出荷されたことが経済産業省から発表されていた。政府への納入を優先していたが、今回個人にも販売する。
公式ツイッターでも個人への販売を発表しており、ユーザーからは「おおおおおお!シャープさんすごい!」「怪しい製品と比べたら絶対こっちが良いですね」と賞賛の声が多く上がっているが、一部には値段が高いとするツイートもみられる。
公式ツイッターは「ちょっとお高い点もすみません。くわしいことは私も教えてもらえなかったのですが、さまざまな事情や要因を考え、この値段に決めました。私も長らくこの会社で働いているのでわかりますが、決してぼったくるための値段ではないことは、申し添えておきます」とコメントしている。