福井県のマスク販売法に高まる期待 ドラッグストアと協力し全世帯に「購入券」配布へ

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   福井県が県内全世帯にマスク100枚分の購入券を配布する。2020年4月19日、福井新聞が報じ、ネット上で大きな話題になっている。

   同日、マスク販売に協力する、福井県を中心にドラッグストアを展開するゲンキーも購入方法の詳細を公式サイト上で発表した。

  • マスク購入券イメージ
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「グッドジョブ」と評価、他県民も導入希望

   ゲンキーの発表によると、福井県は4月23日から「マスク購入券」を郵送し、その購入券をゲンキー店舗のレジに提示すると、券面に記載の金額で、専用のマスク2箱(各50枚入)が購入できる。県民に行き届く用意があり、数日に分けて店舗に納品される。一時的に店頭欠品する場合はあっても、慌てずに店舗に来るように呼びかけている。

   新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いマスク不足が続く中、販売店に人が密集したり、マスク欲しさに店員にクレームを申し立て警察沙汰になる事態に陥っている。マスクの販売方法をめぐっては、大手ドラッグストアの開店時の販売の中止や、福井県越前町のドライブスルー形式での販売など、工夫を凝らす企業や自治体が増えている。

   今回の購入券の配布については、ツイッター上でも「優秀」「グッドジョブ」など好意的な声が多数寄せられている。

「マスク購入券を県内全世帯に配布する福井県の取り組みが優秀」(日本文学研究者のロバート・キャンベルさん)
「福井県、グッドジョブですね!」(脳科学者の茂木健一郎さん)

   ツイッターでは福井県民以外の人からも「自分の県でも」「全国に広まってほしい」などとの声が続出している。

   4月13日には、前東京都知事の舛添要一さんも「布製マスク2枚よりも、全国民に50枚分のマスク購入券を送り、その券以外では買えないようにする」などと、購入券での販売方法を推していた。

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