ロータリーエンジンは?
特別記念車はスペシャルロゴ入りのヘッドレストとセンターホイールキャップのほか、フロントフェンダーとフロアマットに「創立100周年記念バッジ」が付く。しかし、「RX-8」を最後に姿を消したとはいえ、マツダ最大の財産であり、象徴であるはずのロータリーエンジンが100周年記念のモチーフとして使われていないのは、マツダファンにとっては物足りないだろう。
近年、国内の自動車メーカーではスバルが2017年に創業100周年、スズキもマツダと同じく20年に創業100周年を迎えたが、マツダのような本格的な特別記念車を発売していない。その意味で全車種に特別記念車を用意したマツダの意気込みが感じられる。
マツダは特別記念車の発売に当たり、「お客さまに愛着を持っていただける商品、技術、顧客体験の創造に挑戦していく」とコメントしている。