「上手に滑るでしょ?」
あるアカウントは、「この人つまんな。と思って見たらたむけんだった納得」と、やはり、本人らしさが出ているとするリプライを送っている。また、別のアカウントも、「すべってる 笑笑」と、滑りつつも面白さは含まれていると指摘している。果ては、「面白くないところが面白いです!!」なんてリプライも。確かに、たむらさんといえば、ふんどし姿で獅子舞を持ちつつ笑いを取るスタイルに代表されるように、「滑り芸」を得意とするお笑い芸人。2015年11月には「スキージャム勝山」(福井県)のイメージキャラクターの就任式で、「上手に滑るでしょ?」と笑顔を見せていたほどだ。
また、この手の声とは別に、回答にダメ出しをするリプライも見られる。あるアカウントは、「生牡蠣じゃなくて焼肉だったら1本でしたね?」と、たむらさんが経営する焼肉店に引っ掛ければ良かったのではないかと進言しているほか、別のアカウントは、「生牡蠣じゃなくてバナナだったら1本でしたね?」と、ゴリラに寄せるべきだったと指摘しており、リプライの中で大喜利状態が発生するなど、たむらさんへのダメ出しは熱を帯びたものとなっている。
これらファンからの声に共通しているのは、やはり、たむらさんへの温かい眼差しだ。加え、自身の苦手とする大喜利に挑戦したことへの称賛も混ざっているだろう。事実、たむらさんは今回の松本さんの「0本!」の判定に対し、「えっーーー!!!だから大喜利嫌いやねん!!この世からなくなれー!!!」とリプライしているほか、3月18日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)では、「大喜利大っ嫌い! 戦争の次になくなってほしい!」と絶叫するシーンがあり、その大喜利嫌いはファンの間では以前から有名。苦手なものに敢えて挑んだその姿勢には、やはり、ファンとしては心を動かされるものがあったのだろう。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)