「誰が台湾を孤立させることができるか?」
広告は上下で対比したデザインになっている。上部にはWHOをイメージしたとみられる青色で「WHO can help?」と書かれ、下部では「Taiwan」と宣言している。
小さな文字で「孤立した時代に、私たちは連帯を選びます」とのメッセージもある。2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)での辛い経験や、WHOから台湾が排除されている現実、台湾が諸外国へ新型コロナの感染拡大防止に向けて支援している点に触れ、
「あなたは一人じゃない。 台湾はあなたと一緒です」
「誰が台湾を孤立させることができるか?いや、誰もできない。なぜなら私達は手助けるためにここにいるから」
と米市民に訴えた。
広告はツイッターで拡散し、日本のユーザーからは「コレは秀逸」「"WHO"のダブルミーニングはパンチが効いてる」と好意的な反応が目立つ。
広告に掲載されたメッセージは特設サイト(https://taiwancanhelp.us/)で公開されている。新型コロナ発生後のWHOと各国の対応を時系列に紹介し、台湾がいかに早く感染対策に取り組んできたのかもアピールする。