2020年4月13日に放送されたテレビ番組「月曜からよふかし~日本の大大大問題!春の全国一斉調査SP~」(日本テレビ系)に、株主優待だけで生活する将棋棋士で投資家の桐谷広人さんが出演し、新型コロナウイルスによる株価の影響について明かした。
70歳にして「家を買う」ことを決意するが...。
この日、半年ぶりに番組からの取材を受けた桐谷さんは、なんと70歳にしてマイホームとなるマンションを購入しようとしていると告白。株主優待券で生活を営み、現金を使わないことでお馴染みの彼が何故マンションを買うことにしたのか。
桐谷さんは自身が持つ大量の優待券を期限順にかばんにいれているのだが、「銀座ライオン」の優待券には期限がなく、20年以上使うことを先延ばしにしていたという。その優待券に自分の人生と共通する点があると話す。
以前の放送では「永遠に生きるかな」と発言し、人生には期限がないと思っていた桐谷さんだが、70歳を迎え「ずっと今の生活が続くと思ったけども、そうでもないのかなあ」と考えるようになったそう。
マツコ&村上あ然の結末
ネコも飼わないうちに70歳になった自分を振り返ると、あらゆることを先延ばしにしたまま人生が終わってしまう......。そんな中、いつもは手を付けない現金を「少し使ったほうがいいのかな」と考え、「家を買う」という発想に至ったようだ。
預貯金と同時に株を売却するお金で購入を検討していた桐谷さんの予算は1億弱。
しかし、彼の一大決心に対し、世界の情勢は甘くなかった。新型コロナウイルスによる影響で、株価が大暴落しているというのだ。
さらに現金収入の要である講演が2月の後半から5月まですべて中止、マンションの価格を上回る資産が2週間程で消失したという。「1億数千万円ほど時価総額が減ってしまった」と語る桐谷さんのマンションの購入は保留ということになった番組は「まさに人生はジェットコースター」と締めくくり、MCのマツコ・デラックスさんと村上信五さんは「えっ終わり!?」と驚くばかりだった。