HIKKY(東京都渋谷区)は2020年4月14日、10日から12日の間に開催したバーチャル空間での同人誌即売会「ComicVket 0」(コミックブイケット ゼロ)に約2万5千人が来場したと発表した。
将来的には、二次創作なども視野に
新型コロナウイルス拡大防止のため、5月に予定されていた最大級の同人誌即売会コミックマーケット98、オリジナル作品限定では最大級のCOMITIA(コミティア)132extraが中止となった。このような大規模イベントの中止・延期が相次ぎ、作品を披露する場を失った同人作家たちのために、ComicVket 0が開催された。
出展サークル数は80、漫画家やイラストレーターがゲストとして出展した。オリジナル・全年齢の漫画、イラスト、評論などが頒布され、国内外から約2万5千人が来場した。
HIKKYは発表内で、
「VRに触れたことのない一般の参加者にも気軽に参加してもらうため、VR機器の他、PCやスマホからも楽しむことができる環境を整えたことから、入場者数は想定の2倍以上の延べ約255千人を記録しました。」
とコメントし、今後の「バーチャルイベント」の可能性に期待を寄せる。
HIKKYは8月13日から16日にも即売会としてComicVket 1を開催予定。今回のComicVket 0はテスト開催のため出展者の一般公募は行わなかったが、次回ComicVket 1では、出展者の一般公募も行う。募集作品は、全年齢向けオリジナル(一次創作)の漫画・小説・評論・イラストのみを対象としているが、将来的には、二次創作や年齢制限のあるものなど、対象作品の幅を広げたいとのこと。
#コミV 0の来場者数は、述べ【2万5千人】となりました
— コミックVケット / ComicVket (@ComicVket) April 14, 2020
テスト開催なので至らない点も多くありましたが、ご来場本当にありがとうございました!!
次回はもっと楽しんでいただけるよう、大幅な改善を予定しております!
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