コロナ陰謀論にハマるボクシング世界王者たち 関係者「話にならない。しっかり釘を刺すべき」

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「承認団体のトップは今こそ声明を出すべき」

   カーンは17歳の時に2004年アテネ五輪に出場し、銀メダルを獲得。その後、プロに転向し、WBA世界スーパーライト級王座を獲得後、IBF同級王座の統一に成功した。2016年5月にはサウル・アルバレス(メキシコ)と対戦し6回TKO負けを喫した。また、くしくもカーンはクロフォードと2019年4月にWBO世界ウエルター級王座をかけて対戦しており、挑戦者カーンは6回TKOで敗れた。

   ボクサーによる一連の発言について、協栄ジムの金平桂一郎会長(54)は、「話にならない」とバッサリ切り捨て、次のように語った。

「世界中の人々が苦しんでいるなかで、このような発言で傷付く人がいる。それを感じることが出来ないようでは、アスリートとしてどうかと思います。世界チャンピオンという非常に影響力の強い立場の選手の発言は、ボクシング全体のイメージにもかかわります。他のボクサーはたまったものではないでしょう。世界の承認団体のトップは今こそ声明を出すべき。このような発言をした選手に対してしっかりと釘を刺すべきだと思います」(金平会長)
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