コロナ収束すれば「怒濤の世界戦ラッシュ」 今後予定されるボクシング興行に迫る

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村田は年末にもビッグマッチか

   WBA世界ミドル級王者・村田諒太(34)=帝拳=のV2戦は流動的となっている。村田の最終試合は2019年12月のV1戦で、本来ならば今年の5月もしくは6月あたりにV2戦を行う方向だった。村田は最強王者サウル・アルバレス(メキシコ)との対戦を望んでおり、実現に向けて両陣営による交渉が行われたが、対戦日時、ファイトマネーなどで折り合いが付かず合意に至らなかった。

   その一方で、アルバレスは5月に対戦を予定していたWBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英国)との一戦が、正式発表を前に消滅。加えてサンダースが、動画撮影した「いかにして女性を殴るか」という趣旨の映像がSNS上で流出したことで、英国コミッションから一時的なライセンス停止処分を受けており、WBOから王座をはく奪される可能性もあり、アルバレスVSサンダース戦の行方は不透明だ。

   米国専門メディア「ボクシングシーン」によると、アルバレスは9月にIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と対戦することで合意に達しているという。村田は年末にもアルバレスとの対戦の可能性を残しており、その前にV2戦を挟むと見られていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、現在、V2戦の時期、対戦相手などは未定となっている。

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