田中美久「莉乃ちゃんの後を引き継ぐ」の真意 変化の1年への意気込みは【HKT48・1万7000字インタビュー(4)】

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小栗有以が紅白リハで明かした「『恋チュン』センター」の葛藤

「リクアワ」では、指原莉乃さんの衣装を着て「恋するフォーチュンクッキー」をセンターで披露した(2020年1月撮影)
「リクアワ」では、指原莉乃さんの衣装を着て「恋するフォーチュンクッキー」をセンターで披露した(2020年1月撮影)

―― 「恋するフォーチュンクッキー」はAKB48グループの代表曲のひとつで、国民的に幅広く知られています。19年12月のNHK紅白歌合戦や20年3月の「CDTV ライブ! ライブ!」(TBS)では、センターを務めたのはAKB48の小栗有以さん(18)でした。12月29日の紅白歌合戦のリハーサルの際、小栗さんに「指原さんの代表曲のセンターを引き継ぐ重い役割ですけれども...」などと質問したところ、小栗さんは
「今でもすごく活躍されている指原さんのセンター曲を務めさせていただくのが『本当に私でいいのか』『HKTのメンバーがやったりとかした方がいいんじゃないかな』という気持ちもあったんですけど...」
と、葛藤まじりに意気込みを話していました。「『恋チュン』ならHKT48の私がセンターを」という気持ちはありますか。

田中: HKT48の莉乃ちゃんがセンターに立っていたので、そのポジションはHKT48で埋めたいなという気持ちはありました。でもやっぱり、莉乃ちゃんだからあの位置に立てたわけで、今の自分では全然足りないから無理かなと思っていました。そんな中で、「リクアワ」でセンターに立たせていただけたので、今後もそういう機会があったら立てるように、成長してセンターにふさわしいメンバーになれたらいいと思います。

―― 「リクアワ」11位のパフォーマンスは自信につながりましたか。

田中 うーん...。ファンの方から「顔が緊張してたね」とたくさん言われました。やっぱり前に立つと、とても緊張しちゃうので、そういう部分はもっと慣れていかなきゃと思いました。

―― 今は西鉄ホール(福岡市中央区)など3か所を拠点に活動していますが、20年には、福岡ペイペイドーム(同)の隣で建設中のエンターテインメントビル「E・ZO FUKUOKA(イーゾ フクオカ)」1階に、新劇場がオープンします。西鉄ホールには「Bステ」があって観客と近いのが特徴ですが、かつて拠点にしていたホークスタウンモール(同、16年に営業終了)の旧劇場は、中央の回転するステージ「出べそ」が特徴でした。新劇場では、どんなパフォーマンスを展開したいですか。

田島: 「出べそ」に立ったことがない子がいるんですよ。1期生、2期生、はなまで?(編注:松岡さんは旧劇場時代の15年に加入)ぐらいまでは「帰ってきた」感覚ですが、逆にそれ以降のメンバーにとっては「初めて立つ」という感覚だと思います。あの頃のステージそのままではないと思いますが、「出べそ」はあってほしいと思います。
村重: あってほしい!
田島: 「新しいステージに変わる」というよりも「帰ってきた」という感じを味わいたいので、あの時のステージがそのままできたらいいという気持ちは1番に思います。でも、新しい目玉ができるのもすごくうれしいです。私たちもどういう風になるのか本当に分からないので、楽しみにしています。
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