指原莉乃から、この1年で「卒業」できたのか チルドレンの思いと自覚【HKT48・1万7000字インタビュー(3)】

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指原卒コンで涙が枯れ果てた松岡はな「自分自身の気持ち強くなった」

―― 松岡さんは、19年4月の卒業コンサートでは、涙が枯れ果てたようになっていました。今はもう大丈夫ですか。

松岡: 本当にあれから枯れちゃって、もう出なくなっちゃって...。
田島: 確かに泣いてるとこ見てない!
松岡: そうなんです。だから全然泣かなく...泣くときは泣いちゃうんですけど、でも去年全然泣かなくなって、自分自身の気持ちも強くなったというか、しっかりしなくちゃという気持ちがすごく強くなって、いい意味で良かったかなって思います。

―― 強くなりましたかね、この1年で。

松岡: ファンの方にすごく言われます!「頼もしくなった」って言われます。
田島: さしこちゃんが卒業して、みんなの士気も上がってきて、今までは、どこかさしこちゃんに頼っている部分があって、それが、その存在がいることで抜けきれていませんでした。その存在が卒業したということで、みんな一人ひとりが頑張ろうという意識が芽生えてきて、HKT48がメンバー、スタッフ、ファンの方を含めて一丸となって良い空気感になっていると感じます。それを継続して、20年は新劇場もできるので、もっとグループを盛り上げていきたいです。

―― 「ツイン村重」さん(編注:コンサートの寸劇での村重さんの役名。19年から芸能事務所「TWIN PLANET」に所属したことにちなむ)、お願いします。

村重: さしさんの卒業コンサートで、サプライズで事務所を紹介していただきました。もうすぐ「ツインプラネット村重」になって1年です。さしさんが卒業してからもすごいと思うのは、ずっと気にかけてくれたり、村重が出る番組をチェックしてくれたりしていて、連絡もこまめにくださるし...。村重も仕事が決まれば、すぐさしさんに連絡するようにしていますが、そのときに共演者の方がさしさんと仲良かったら、「私の妹みたいな子が行くのでよろしくお願いします」と連絡してくださっているみたいです。初めての現場でも、すごく空気が温かくて。現場が「指原さんにすごく可愛がってもらってるんでしょ?」という会話で始まるので、すごくやりやすいです。
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