高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ
「テレワーク出演」実践して気付いた課題と可能性

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この動きを遠隔診療・教育にも

   番組では、このコロナショックで、オンライン診療に関する規制緩和も進んでいるという紹介もした。もっとも、もっと早く規制緩和しておけば、よかったのにと思う。

   このような事態になって泥縄的にやるのもいいが、やり慣れていないので、いろいろとトラブルもでるし、そもそもできない人が多すぎるので、いざというときに役に立たない。日常的にSkypeやその他のソフトを使っている人にとっては簡単なことでも、初めてではいろいろと大変らしい。おかげで、筆者のところには、いろいろな遠隔出演の相談が来る。実際に使うのが手っ取り早いので、一台の携帯電話で操作方法を話しつつ、別の携帯電話でテレビ会議のやり方を指南することもある。

   マスコミ関係者の中でも、対面重視ということで、遠隔出演に二の足を踏んでいた人も、意外と使えることがわかっただろう。遠隔診療、遠隔教育などとこの動きを広げたらいい。コロナ騒ぎで世の中真っ暗であるが、これは不幸中の幸いだ。


++ 高橋洋一プロフィール
高橋洋一(たかはし よういち) 元内閣参事官、現「政策工房」会長 1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、いわゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。著書に「さらば財務省!」(講談社)、「韓国、ウソの代償」(扶桑社)、「ファクトに基づき、普遍を見出す 世界の正しい捉え方」(KADOKAWA)など。


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