廃線恒例の光景が変わるか
廃線区間にもかかわらず異例の増発。この理由を4月7日にJR北海道に取材すると、「乗客が増えた場合に備えての対応」だと答えている。そして今、社会は新型コロナウイルスの拡大防止に追われているが、列車を全車指定席とするのも混雑を回避し、乗客同士の距離を取って安全を確保するためだとしている。最終列車に大勢のファンが詰めかけ、歓声を上げるというこれまでの廃線時の光景にも変化がありそうだ。
運行する車両は通常の普通列車と同様のため、ボックスシートやロングシートが混在している。指定席の発売方法についてはJR北海道は未定だと答えているほか、新型コロナウイルスの状況によってはダイヤの変更もあり得るとしている。