ラジオの新型コロナ対策進む メインパーソナリティーの「リモート出演」も

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スタジオを離れ、自宅や事務所から...

   通常はスタジオから放送している番組でも、一時的に離れた場所から中継する例もある。3月29日未明のJ-WAVE「SATURDAY NIGHT VIBES」は、ナビゲーターを務めるDJ TAROさんの事務所から、「テレワーク・ワンマン・オペレーション生放送」と題して中継を行った。

   ワイド番組への「リモート出演」を積極的に進めているのがTBSラジオだ。4月2日の「赤江珠緒 たまむすび」は、メインパーソナリティーの赤江さんが、体調には問題ないながら声が出にくい、として電話出演した。スタジオの土屋礼央さんが一部進行の中心となったが、赤江さんはラジオショッピングなどのコーナーも含め、2時間半フルに出演していた。

   TBSラジオでは、3日の「ジェーン・スー 生活は踊る」でも、メインパーソナリティーのジェーン・スーさんが自宅から出演した。番組内の発言によると、こちらは1週間の準備期間を経て、自宅に中継と同じような環境を整えたという。また音声とは別途、Googleハングアウトを用いて、スタジオにいる堀井美香TBSアナウンサーと映像でもつないだ。互いに顔を合わせつつ、安定した音質で行ったこともあり、実際の放送を聞いても、ほとんど違和感がない印象を受けた。

(J-CASTニュース編集部 城戸譲)

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