松竹芸能を退社したお笑いコンビ「TKO」の木下隆行さん(48)が2020年4月1日に自身のYouTubeアカウント「木下プロダクション」で公開した動画のコメント欄がますます「大変なこと」になっているとネット上で話題だ。
同動画で木下さんは昨年から報じられている自身のパワハラ疑惑について、「誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。併せて、「これからは心を入れ替えて頑張ります」としつつ、当面はYouTuberとして活動することを表明している。
とはいえこの動画にはネットユーザーからの辛辣な声が寄せられていることや、「高評価・低評価」の比率が「3.6%:96.4%」という著しく低評価に偏っていることはJ-CASTニュースが2020年4月2日に伝えたが、その後、さらなる変化が起きているのだ。
「僕のバイト先に来た時すごい横柄で怒鳴られたの一生忘れません!」
同アカウントには1日の開設直後から、「YouTubeの使い方を間違えてる。消えろ」といった罵声がコメント欄に書き込まれてきたが、3日になると、プライベートの木下さんを見かけた際に本人の態度によって不愉快な気持ちになったとする声が続々と書き込まれるようになっているのだ。
あるアカウントは、「僕のバイト先に来た時すごい横柄で怒鳴られたの一生忘れません! コメント欄見た感じのファン一人もいなそうだけど頑張ってください!」と、以前接客した際の木下さんの悪態を証言。さらに別のアカウントは、
「某店舗で私がレジを担当していた時に木下さんが来店されましたが、カゴを態度悪そうに置くやいなやはよしろと突然怒鳴られ、今まで木下さんのネタで笑っていた自分がバカバカしくなり、木下さんの何のネタを見ても全く笑えなくなりました」
と、来店時の態度が非常に悪く、そのせいで木下さんで笑うことがなくなったとしているほどだ。
ほかにも、「眉間にシワを寄せ舌打ち」された、「ラーメン屋で店員に怒鳴り散らしてるのを見かけました」「サインを断られた」など、いずれも真偽が不明ながら、木下さんと遭遇して不愉快な思いをした――という「告発」が相次いでいるのだ。
「大悟さんじゃなかったので、その時から木下さんのことが嫌いです」
これら、木下さんからの態度で憤慨したとする声がコメント欄に殺到している現象だが、この状況はツイッター上でも大きな話題になり、「日本のトレンド」にランクイン。また、上がっている声は、やはり、辛らつなものばかりで、あるアカウントは「また何かで炎上しているのかと思いついTKO木下トレンド見てしまったんだけど、本当に炎上していてびっくり」と驚きを隠せない様子だ。
しかし、YouTubeに寄せらているこれらの「告発」の中には、
「この前出会い頭で膝カックンやられました」
「3日ほど前に木下さんが僕の夢に出てきて、非常に不愉快な態度でした、、、」
「中学校の家庭科でTPOって習ってその期の学期末テストでTKOと書いてピンになってからあなたの事をずっと恨んでます」
「千鳥の大悟さんだと勘違いして話しかけてしまったことがありました。それでもご丁寧に握手して下さったのですが、やはり大悟さんじゃなかったので、その時から木下さんのことが嫌いです」
のような、完全にイチャモン、あるいはネタらしきものも。コメントは3日18時過ぎの時点で1万5000件近くに達している。
また、別のツイッターアカウントは、「TKO木下さんはなんでオーバーシュートしてるんですか」と、新型コロナウイルスの流行によって拡大した「オーバーシュート」という表現を用いて木下さんを揶揄している。YouTuberとして再出発することを誓った木下さんだが、そのコメント欄が「ロックダウン待ったなし」の状況になるとは、本人は夢にも思っていなかったのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)