外出自粛、守らないのは「若者」? 実態調査のIT企業「1を見て全部を語るのは違う」

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「メディア同士で対立や分断を煽っている?」

   ブログでは、毎日新聞の3月29日付記事「『自粛要請知らなかった』出歩く若者も 福岡・天神コア『すごい人で驚いた』人も」を引用し、「若者の問題行動にフォーカスした報道が多いようですが、問題があるのはあくまで一部の方で今回のデータから若者は外出自粛に対する意識がむしろ高いとも考えられるのではないでしょうか」と考察する。

   同様の報道は複数見つかる。4月1日の情報番組『グッとラック!』(TBS系)では、「新型コロナウイルスをめぐり浮き彫りになっているのは、世代間の危機意識の差です」とし、「自粛しない若者たち なぜ出歩く?」「世代間ギャップ "新型コロナを怖がらない若者たち"」と約18分にわたって報じた。

   一方、「外出自粛は浸透せず、人通り絶えない巣鴨『恥ずかしいと思ったが...』『池袋の百貨店が休業で』」との報道(読売新聞の3月29日付記事、取材日不明)もある。巣鴨地蔵通り商店街(東京都豊島区)は「おばあちゃんの原宿」と呼ばれている。

   なお、同じ日のスポーツ報知の記事「ガラガラの浅草、巣鴨に対して原宿、渋谷はガヤガヤ...JKは『気にせず』タピオカ」(前日の土曜に取材)では、同商店街の様子を「閑散」と伝えていた。

   こうした一連の報道に対しては、SNS上で「メディア同士で対立や分断を煽っている?」「TVの高齢者VS若者みたいな悪意を感じるインタビューの編集が怖い」と辟易(へきえき)する声が少なくない。

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