国税庁「1000人新人研修」に中止求める声 会場の和光市長も懸念するが...「細心の注意払って」続行へ

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元国税専門官「今年はやめたほうがいいんじゃないかな」

   元国税専門官でフリーライターの小林義崇さんは、研修での感染の恐れにツイッターで触れていたが、ユーザーの投稿を引用して、こうつづった。

「僕が研修所に通っていた頃はインフルが流行っていました。寮生活なんですけど、エアコンから感染が広がっているという噂が立って恐怖だった記憶が...。 研修生にとってもストレスだろうし、今年はやめたほうがいいんじゃないかな」

   和光市の秘書広報課に4月3日、J-CASTニュースが聞いたところでは、松本武洋市長は、税務大学校側の担当者と2日に市役所内で会って、感染対策の要望事項についての文書を手渡した。

   市の公式ツイッターの投稿はそれを受けたもので、松本市長も同日、大学校側から対策についての説明を受けたとツイッターで明かし、「市からは、政府や専門家会議の方針と適合しているのか、研修のやり方そのものを庁とも相談してほしい、クラスターが発生したら責任を取れるのか等々強く申し上げました」と報告した。

   税務大学校の教務課長は3日、取材に対し、新任職員の研修は予定通り続けるとして、こう説明した。

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