「4選手が誰だか分からないと対策のしようがない」
公式戦の開幕さえ見通しが立たない状況のなか、今後新たに選手のウイルス感染が確認されれば、開幕はさらに遅れることになるだろう。球界としては、これ以上、選手、関係者にウイルスの感染者を出さないことが最優先事項となるだけに、阪神の残り4選手の情報がいまだ共有されていないことに不安を覚える関係者も多いという。
在京球団の関係者は「我々は何も4選手の名前を世間に公表しろとは言っていない。少なくとも同業者には情報を共有すべき。首脳陣だけでなく選手にも不安が広がっている。選手のプライバシーを守りたいのは理解できるが、すでに阪神だけの問題ではなくなっている。4選手が誰だか分からないと対策のしようがない」と主張した。