デマに巻き込まれないための5つの自衛策
もしも炎上してしまったら、どう対応すべきか。
「発信したエイプリルフール企画に悪意が無いことや深い考えが無いことをアピールするのは逆効果です。ネット炎上の対応においては悪気がないという発言は単なる言い逃れや取り繕いにしか見えません。思慮不足、知識不足を反省して、(受け手の)がっかり感や怒り、被害の回復に全力を尽くすことを約束することが最善です」(おおつね氏)
一方、デマを鵜呑(うの)みにしたり拡散したりしないために、受け手側が気を付けるべき点は?
前述の村上氏は、(1)人づての話は勇気をもって疑う(2)常に政府機関・自治体などの公式情報を確認する(3)ネットメディアやブログなどの情報はアクセス数を稼ぐために、不確かなもの、センセーショナルに書かれているものも多く存在する。本当に事実確認されているか、科学的検証がされているかを冷静に見るようにする(4)少しでも疑念をもったり、自分で判断できない情報はシェア(リツイートなど)しない(5)情報をシェアすることは、善意であっても自らが情報の拡散に加担しているということを認識する――の5点をあげた。
(J-CASTニュース編集部 谷本陵)