オマージュ部分も丁寧な描写、期待できそう?
最近はドラマでも、比較的近い時代の文化へのオマージュを盛り込み、視聴者の懐かしさを誘うヒット作が相次いでいる。ドラマでは忠実に再現すべき浜崎さんはもちろん、それ以外の要素においても「オマージュ」が盛りだくさんとなることが想定されるわけであり、当時を懐かしむ視聴者、とりわけ、エイベックスのファンにとってはたまらない内容になりそうだ。
しかし、その一方で、「何がOTFだよ。『出逢った頃のように』を汚さないで」と反発する声が上がっているのも事実。確かに、オマージュというものは雑に行われてしまえば元の作品や人物のファンからは反発を買いがちだ。
ただ、その心配はないのではないだろうか。というのは、今回のドラマはエイベックスを代表する歌手である浜崎さんが主人公のドラマである。今回のオマージュも含め、エイベックスとしても相当力が入っていることがうかがえ、安心して見ていられるものになるのではないだろうか。
ちなみに、主演が発表された2月29日、安斉さんと三浦さんが並んで写るキービジュアルが公開されたが、これも浜崎さんが2001年3月28日に発売したベストアルバム「A BEST」のジャケットを思わせるものであるため、オマージュを多用する作戦はこの時点ですでに始まっていた模様。ドラマ放送開始後は、何がどれのオマージュなのかを考えつつドラマを楽しむことができそうだ。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)