阪神コロナ問題このまま「幕引き」? 残る4選手も非公表のまま...管理・発信に課題も

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他球団との情報共有は...

   さらに選手への聞き取り調査も十分だったとはいえず、7人の選手が参加した3月14日の食事会の参加人数も不明確だ。当初の発表では、食事会には選手7人と社外5人の12人が参加したとされたが後日、12人以上が参加した可能性があると修正。食事会に20代女性が参加していたことも行政による発表で発覚するなど情報発信で後手に回っている。

   現在、ウイルスに感染した3選手は入院中で退院のメドは立っていない。食事会に参加した残る4選手はウイルス感染の兆候が見られず、PCR検査の予定はないという。球団はこの4選手についてPCR検査をしていないため実名の公表を避けており、他球団との情報共有もなされていないようだ。

   ウイルスの感染が広がる中、10人を超える食事会に参加した選手、そして管理体制の甘さを露呈した球団。揚塩健治球団社長(59)は27日に会見を開いて謝罪と反省の言葉を口にした。その後、当初の発表と異なる新たな情報が出てきたが、球団は食事会に参加した選手へのペナルティーの有無については言及しておらず、残り4選手の実名公表がないまま幕引きとなる可能性が出てきた。

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